IGO AMIGOのHPがリニューアルされたことを記念して、田尻悠人四段に指導碁を打っていただきました。一回目は「H」の形に石を置いた置碁でしたが、二回目の今回はホームページ(HP)の「P」です。黒石が無い下辺と右下がポイントになりそうです。さてさてどんな一局になったのでしょうか!?

最初に実践の盤面から問題を出題します。対局者になったつもりで挑戦してみてください

問題

20170909-yamagishi_taziri-fig1

白がとノビたところです。黒は A ・ B ・ C のどちらに打つのが良いでしょうか?

棋譜

Sorry, your browser doesn’t support WGo.js.

田尻プロのワンポイントレッスン

黒58からコウが始まりました。白59以下のコウ材に黒は受けましたが・・・

【参考図1】黒1とコウを解消してしまえばよかったです。仮に左下が全て白に取られたとしても、上辺から中央にかけて大きな黒地が見込めます。

このような一局の勝負が決まってしまう程大きなコウを「天下コウ」などと言います。相手のコウ材は気にせず、解消してしまいましょう!

しかも、左下の黒はそう簡単には取られません。例えば【参考図2】のように黒4と打ったとき、白5と守れば黒6と出て白石を分断できます。白が6の場所に打ってつながれば、黒は5と出て右下の黒石が復活します。

総評

20170909-yamagishi_taziri-fig4

結果は黒中押し勝ち。懸案だった黒石の少ない右下と下辺で石が死ななくてホッとしました。序盤早々から始まったコウに頭を悩ませていたのに、局後の検討では「すぐにコウを解消すればよかった」の一言。コウの判断はやはり難しい。

終始弱気な手が多かったので、もし次があるなら今度は思いっきり戦ってみようと思います。

対局後に田尻プロから一言感想をいただきました。

田尻プロ: 序盤は石数の少ない下辺からの戦いで黒が上手く打ちました。左辺を一直線に押し切った手も素晴らしい。上辺の天下コウを解消してしまえば黒の完勝だったでしょう。その後白は差を詰めましたが、山岸さんの打ち回しは終始安定していましたね。黒の好局だったと思います。

田尻プロ、対局ありがとうございました。