トライボーディアン初出場レポ!

▼はじめに
本日、トライボーディアンの日本選手権に初めて出場して来ました!
トライボーディアンとは、囲碁・将棋・オセロの3種競技を行う大会です。
なんと、参加費無料!!
しかも参加賞として、3種競技のうち好きな本1冊をもらえるというお得さ。
お得すぎて逆に怪しい気もしますが、そこは安心・信頼のグロービスさん&マイナビさん!
競技人口が増えた時のリターンを見込んだ集客イベントと思われますので、結果的には参加者のデメリットがゼロという神イベントでした!
毎年開催されている大会ですので、来年参加したい!という方や気になっている方向けに、出場した感想をお伝えしたいと思います。

▼大会前
準備に余念のない私は、大会前にツイッターで情報収集をいそいそと始めました。すると…
優勝候補みたいな人が10人はいる
とか
優勝には13勝以上必要
とか
強者しかいない雰囲気満載。
…終わった(*꒦ິ꒳꒦ີ)˃
魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)した会場に行くのか。
足取りが重い…。
なお、私の各棋力は
囲碁:1d(レート1700台前半)
将棋:30k(レート900。駒の動かし方がわかる程度。)
オセロ:10k(レート1070。まったくの初心者状態から一週間で186局打ち、一桁級にも時々勝てるように。)
もはや不安しかないけどもう申し込んじゃったし…
出陣じゃー!!
▼大会当日
受付終了20分前、竹橋駅に到着しました。
大会会場は、竹橋駅直結のパレスサイドビル2F−S。
…ん?今更だけど「S」って何!?
うろうろした末、警備員さんに聞くと、
「2階のどこかにあります。」とのこと。
どこか…!?
「あ、ありがとうございます!とりあえず行ってみます!」
受付できずに敗退しそうな雰囲気…( ;ᵕ; )
2階に行き地図を見ると、部屋番号がアルファベットで振られていました。
そういうことか!
そんなこんなで、なんとか受付時間に間に合いました。
場所が少しわかりづらいので、来年参加される方は早めに行かれた方が良さそうです。

▼会場到着
会場に足を運ぶと、予想通り(?)男性が9割くらいでした。
囲碁界隈で見たことがある方は2〜3名ほど。
意外にも子供が結構いて、逆にご年配の方はあまりいらっしゃらず、年齢層は10〜50代くらいと言ったところでしょうか。
受け付けをすると、私のエントリーナンバーは108。
煩悩の数と一緒!
今回は将棋・女流棋士の室田伊緒さんが初出場していて実物を拝見したのですが、可愛かったです。
これだけで行く価値がありました(煩悩)。
囲碁界からは昨年優勝された安斎プロや、芝野龍之介プロがいらっしゃり、プロと同じ場で戦える大会として、非常に魅力的と思います。
参加賞の本は、AMIGOでお世話になっていた田尻先生や松本先生の本どちらか悩んだ末、AMIGO歴の長い松本先生の本に決めました。
参加者は全クラス合計で127名。過去最高だそうで、人気がだんだん出てきているようです。
全5回出場者は10名程度とか。

▼囲碁:黒番初戦で緊張…(5勝1敗)
三段くらいの方と対局。私が弱気だったこともあり、残念ながら負けてしまいました。
せっかくなので、対局を振り返りたいと思います。
黒番が私です。

ツイでくれることを希望して、ノゾキを打ったのですが…

逆にノゾかれました。
きゃ━(;´༎ຶД༎ຶ`)━っっ!!!

実践では白のノゾキで弱気になりコミ7目もあったため、負けてしまいましたが、
ノゾキにはおそらく黒13と白をバラバラにする手を打てば、勝ちだったと思われます。(願望)

続いて白14とくれば、分断されないよう黒15。

右上の白2目が囲まれそうなので、右上に眼形を作る準備として白16。
黒18を狙った守りの黒17。
白18に黒19となれば、左側の白と右上の白は眼がないので、黒優勢と思われます。
▼将棋:秘技を習得するも…(0勝6敗)
将棋30級なので1勝するのは難しいだろうと、捨てる作戦でした。
囲碁風に言うと、捨て石作戦です。
しかし負けが積み重なってくると悔しいもので、
「どうにか1勝したい!」
という気持ちに変わっていきました。
そこで、すぐに覚えられて、即効性があり、かつ攻撃的で相手の陣地を破壊できるような、ウルトラスーパーハイパーメガトンダイナマイトマツコデラックス級の戦法をネットで検索!
すると…
「鬼殺し戦法」
という物騒なものを発見しました!(ΦωΦ)フフフ…
…これだ!
これが私の求めていたもの!
早速使ってみることに。

ここまでは想定通り!

角さんがいらっしゃいました。
想定外!(早っ)
むむ…とりあえず…

取れるものは取る!
の精神で、角をゲット。
(囲碁では、取れる石を単純にとるのは危険です。)

が、あっけなく歩にやられます。
そこにいたんですか!
…やりますね(⊙ө⊙)
(将棋も同じでした。)

結果的には時間切れで負けてしまいましたが、徐々にボロボロと崩れていき勝利にはまだ遠い印象でした。
来年は一桁級くらいになりたいなぁ…と、サンタクロースにお願いしておきます(`・ω・´)ゞ
▼オセロ:特訓の成果は…(2勝3敗1分)

定石はわからないですが、隅を取るのが第一優先で、第二優先として相手に辺を取られないように辺を取るのがコツのようです。
白番が私です。
幸先良く、先に2辺を獲得!
この一週間の186局を通して、身に染み込ませてきた甲斐がありました。

すべての辺をゲットしました。
勝利は目前!?
\( ´꒳`)/♥︎ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ

が、その後、1の二?に二箇所打たれてピンチ…。
雲行きが怪しくなってきました(´-﹏-`;)

結果、引き分けでした。
お相手は3kの方だったので、引き分けまで持っていけて良かったです。
オセロはまだまだ伸び代がありそうな予感!
▼対局結果
囲碁(1d) :×○○○○○
将棋(30k) :××××××
オセロ(10k):○×△×○×
囲碁1d、将棋30k、オセロ10k :36/44位
厳しい大会でした…。
参考までに、私と対局された方の実際の棋力(対局時に表示されるレートではなく、過去の対局結果をもとに算出)と順位を載せます。
囲碁2d、 将棋1k、オセロ8k :23/44位
囲碁1d、 将棋1k、オセロ5k :38/44位
囲碁21k、将棋7k、オセロ2k :30/44位
囲碁3k、 将棋1k、オセロ4k :10/44位
囲碁25k、将棋1d、オセロ26k :43/44位
囲碁6k、 将棋1d、オセロ2k :20/44位
一般クラスは猛者だらけなのでは…(๑❛ڡ❛๑)☆
私の推測ですが、
例えば3級を3ポイント、二段を−1ポイントとし、3種の棋力を合計した値をもとに各クラスの参加標準を考えると、以下のポイントを持っていれば、勝ったり負けたりのいい勝負ができる気がします。
名人戦クラスは、プロ棋士やオセロ世界大会に出場された方もいらっしゃったので、合計0ポイント以下。
一般クラスは、10ポイント前後。
初級クラスは、囲碁9k、将棋5k、オセロ6kの方が9勝9敗だったようですので、20ポイント前後。
あれ?合計40ポイントの私って、初級クラスだったのでは…?|・ω・*)チラ
クラスを下げて勝っても嬉しくないですし、他の方も楽しめませんので、来年は上位を目指して頑張りたいと思います。
▼まとめ
ここが良い!
- ・参加費が無料
- ・参加賞の書籍1冊をもらえる。
- ・参加クラスによっては、プロ棋士と対局できる。
- ・異種の方と交流できる。
- ・入賞すると賞品がもらえる。
ここがイマイチ?
- ・棋力差がある。(一般クラスの参加基準は、有段または上位級が1つ以上の人が推奨されているが、2つ以上の人ばかりだった。)
来年以降も参加者が増えて、囲碁界も、将棋界も、オセロ界も盛り上がってくれると嬉しいです。
とても楽しい大会でしたので、また来年も参加したいと思います!